デンマーク工科大学のProf. Ulrik Dam NielsenとDr. Raphael Mounetが海事科学研究科を訪問されました

Last Update 2024.12.13

海洋工学の分野で国際的な研究活動を精力的に実施されているデンマーク工科大学（Technical University of Denmark）のProf. Ulrik Dam NielsenとDr. Raphael Mounetが海事科学研究科の高見朋希准教授および笹健児教授との研究交流のため来学され、12月12日（木）の午後に以下のタイトルにて講演会を実施いたしました。

日時：2024年12月12日（木）　13:20〜15:00

場所：海事科学研究科　梅木Yホール

講演タイトル

(1) Ulrik Dam Nielsen: “Uncertainty-associated Directional Wave Spectrum Estimation from Wave-induced Ship Responses using Machine Learning Methods”

(2) Raphael E. G. Mounet: “Maximum Entropy Principle: The Uncharted Application for the Spectral Analysis of Ship Responses?”

ご紹介いただいた研究内容は実海域で計測された船体運動をもとにベイズ推定などの応用確率論、最大エントロピー法や近年、多くの学術分野で使用されている機械学習をもとに遭遇する波浪の推定を行おうとする方法論であり、実海域での船舶性能を研究する立場として大いに参考となるものでした。今後も国際共同研究のパートナーとして協力関係を強化し、当該分野の研究を推進していくことを双方で確認しました。

講演中の様子（Prof. Nielsen）                      講演中の様子（Dr. Mounet）