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海事科学とは

研究科長あいさつ

第二世紀に向けた確実で滑らかな進展

海事科学研究科長・海事科学部長  内田  誠

海事科学部は、創立12周年、創基98年を迎えました。2017年には創基100周年を祝う準備を進めています。1917年開校した川崎商船学校に端を発した深江の地における海・船に関する教育研究と人材育成・輩出は、まもなく第二世紀を迎えます。世界トップ100位以内を目指す神戸大学の水準において、海事社会で活躍する高度専門技術者ならびに海事科学分野の指導的人材を確実に輩出し、人材育成に関する社会からの評価を高めることが、最重視すべき事項と考えます。高い目標を掲げた研究活動のさらなる活性化も、人材育成に反映させるべき重要事項です。人材育成の中で、海技者の育成と輩出は98年間継続的に深江キャンパスの中核として社会から認知され役割を果たしてきており、数の増減は社会環境の影響を受け続けているものの、これら育成する海技者の質の高度化をさらに推し進めることが、中核を含む海事科学分野全体に対する社会による評価をさらに高め、ひいては海事科学研究科・海事科学部の進展に大いに貢献すると確信します。第二世紀に向け、確実で滑らかな進展を図ります。

日本の排他的経済水域(EEZ)と領海が世界6位の面積を占めること、日本に関する国際物流(貿易)のほとんど全て(重量比99.7%)が海上物流によって支えられていること、これらは、海洋立国日本でありながら、意識されることがほとんどありません。海洋が空気のごとく生活に必要不可欠ながら、当たり前すぎる存在になっているためだと、考えざるを得ません。多くの若者達に、これら日常の環境を振り返り、海事科学部・海事科学研究科で学び、海事社会で活躍することを目指して頂くことを願います。そのため、日本の経済基盤を支える最前線を担う自らの選択に対する自負心と、社会貢献を果たす責任感を常に強く意識しながら、「学ぶ力」、「考える力」、そして「活用する力」を体得できる環境を提供します。

2015年10月