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海事科学とは

研究科長あいさつ

海事科学研究科長 本学部は、1918年(大正7年)に私立川崎商船学校が深江(神戸市)で開学してから、神戸高等商船学校、神戸商船大学を経て、2003年(平成15年)に神戸大学と統合し、海事科学部として17年間が過ぎ、この度、2021年(令和3年)4月1日から海洋政策科学部として新たに生まれ変わりました。「海の神戸大学」を目指し、将来の海洋立国をけん引する人材の育成を目指し、国際海洋社会をリードする「海のグローバルリーダー」、海洋の持続的な開発・利用及び探査をリードする「海のエキスパート」、国際物流を支える外航船船長や機関士のみならず海運業界の経営にも携わる「神大海技士」を育成します。

海は人類最後のフロンティアと言われると共に、世界の経済を繋ぎ、人々の生活や環境に密接に関係しています。特に我々の生活は、海事海洋に関わるグローバルで幅広い産業界や行政に支えられています。我が国が海洋立国や技術立国として発展するために、また、海洋に関するSDGsの達成のためには、国際連携やグローバルな視点からの国際ルールの提案、そしてそれらを実現するための技術や科学の発展が不可欠です。さらに、それらが密接に関与してこそ実効性のある答えが見出され、達成目標を実現できます。本学で学ぶ学生には、将来のそれぞれの進路において「地球規模の課題」に取り組むことのできる知識、技術、人間力を培ってもらいたいと思います。

古くから我が国の商船教育を継承してきた歴史ある深江キャンパスには、大阪湾に面した港と附属練習船深江丸などの舟艇、船舶運航シミュレータ、総合水槽実験施設、極低温実験施設、タンデム静電加速器などの他大学にはない特徴的な実験・実習・研究施設を備えています。また、海・船に関する書籍が揃う附属図書館海事科学分館、我が国の船舶に関わる歴史的資料を多数所蔵・展示している海事博物館を備えています。座学に加えて、これら施設の有効活用によって知識と技術を実践的に身につけられる学習環境を提供します。

一方、昨年度から未だに先行きが不透明なコロナ禍の影響により、対面講義は多くの配慮や調整を施した上で、状況を注視しながらの実施となります。全ての教室のWi-Fi設備の配備があと一歩の状況で本年度の完了を目指します。また、昨年度から検討を進めてきた海事科学部創基100周年募金による学生食堂の改修工事をいよいよ本年度実施し、キャンパス内の環境改善を進めます。

海事科学研究科と海洋政策科学部は、持続可能な将来の海事海洋社会や海事海洋技術の創造へ向けて、教職員が一丸となって、教育、研究、人材輩出、社会貢献等に取り組み、成果の向上に努めて参りますので、本年度も引き続きご期待いただきたく、どうぞよろしくお願い致します。

海事科学研究科長・海事科学部長    阿部  晃久
(2021年4月)