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お知らせ

神戸大学大学院海事科学研究科附属練習船「海神丸」が能登半島沖調査航海から帰港しました

Last Update 2024.03.19


神戸大学大学院海事科学研究科附属練習船「海神丸」は、2月22日から能登半島沖調査航海を実施していましたが、3月17日午前10時5分、無事に深江キャンパス係船池に帰港しました。

本調査航海においては、令和6年能登半島地震に伴う海域地殻変動により生じた海底面の変化及び海底下活断層の変位を明らかにするために、海洋底探査センターと共に探査機器を用いて調査を実施しました。


船尾からのCTD(海中音速の補正データの取得)の投入

船尾からのCTD(海中音速の補正データの取得)の投入


バイアス試験海域及び測線航行全体図

バイアス試験海域及び測線航行全体図


測線航行拡大図

測線航行拡大図


調査結果については、このたび取得したデータに基づき、解析を進めているところですが、令和6年能登半島地震では海域における複数の活断層が関連した可能性が示唆されており、本調査航海で取得した音響構造探査データにより変位量の空間分布の推定及び未知の活断層の発見の可能性があります。


なお、今回の航海においては、春先の三寒四温の天候が予想される日本海を航行することから、油谷湾、舞鶴港内、観測期間中の七尾湾などへの避泊、気象条件を考慮した帰路における津軽海峡経由の東回り航路の選択など、気象・海象に対応しつつ、観測の実施、燃料消費の節減(航行する方向への潮流の利用等)等、海神丸船長・機関長及び乗組員の船舶運航技術と管理のレベルの高さを遺憾なく発揮しました。今後のあらゆる航海のニーズに対応できる可能性を示すものであり、今後の海神丸の活躍が期待されます。


航行全体航跡

航行全体航跡