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海事科学研究科博士前期課程2年の小西響平さんが平成26年度電気学会優秀論文発表賞を受賞しました

海事科学研究科博士前期課程2年の小西響平さん(指導教員 三島智和准教授)が、平成26年度電気学会優秀論文発表賞を受賞しました。

対象となった研究発表は、平成26年度電気関係学会関西連合大会(電気学会・電子情報通信学会・照明学会・映像情報メディア学会・電気設備学会 各関西支部主催、IEEE Kansai Section協賛、26年11月、於 奈良先端科学技術大)にて行った講演です。ここでは、金属焼き入れ・焼き鈍し・過熱水蒸気発生装置をはじめとする産業用機器や、電磁調理器/レーザプリンタなどの家電民生用電気機器への応用を目的とした誘導加熱(IH)用新方式高周波インバータ(電気-磁気-熱エネルギー変換システム)について、その動作原理と実験結果を詳細に述べました。この内容は、小西さんが学部4年特別研究および修士研究として精力的に取組んでいる成果が中心となっています。発表した研究成果は、水中探査・非破壊検査・洗浄機・液体処理機などの通信的・動力的強力超音波発生装置(電気-機械-音響系変換システム)や、非接触給電・ワイヤレス給電装置(電気-磁気エネルギー変換システム)にも発展が期待できます。

学術界および産業界で活躍する専門家らで構成された審査委員会から高い評価を受けた結果、同賞の授与に至りました。


【講演題目・著者】
誘導加熱用時分割多重制御電流形ZCS高周波共振形インバータの動作原理
小西 響平、三島 智和(神戸大)、中岡 睦雄(慶南大学)

Operation Characteristics of a Time-Sharing Multiplex-Controlled Current-Fed ZCS High-Frequency Inverter for Induction Heating Applications

Kyohei Konishi, Tomokazu Mishima (Kobe University), and
Mutsuo Nakaoka (Kyungnam University)

表彰状    メダル