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お知らせ

海事科学研究科戦略的シンポジウム「海技教育・研究における機関シミュレータ

−STCW条約改正に伴うERM強化への対応−」が開催されました

Last Update 2013.03.04


   神戸大学大学院海事科学研究科戦略的シンポジウム「海技教育・研究における機関シミュレータ −STCW条約改正に伴うERM強化への対応−」が、2013年2月15日、深江キャンパス内の総合学術交流棟 梅木Yホールで開催されました。

   小林英一海事科学研究副研究科長(研究担当)の開会挨拶の後、4件の講演が行われました。講演(1)では引間俊雄氏(海技教育機構)により我が国における機関室シミュレータ教育の現状とSTCW条約改正のポイントについて、講演(2)では熊上尚男氏(航海訓練所)によりERM訓練に対する航海訓練所の取り組みとプログラム構成について、講演(3)では中村真澄氏(弓削商船高等専門学校)によりシミュレータ環境下における機関管理中の被験者の視線計測とアフターブリーフィングによる主観的評価の結果について、そして講演(4)では中澤 武氏(国際海事大学連合)により海外における機関シミュレータ教育の最新事情と将来展望ならびに問題点について、それぞれ興味深い講演と活発な質疑応答が行われました。(写真1)
   さらに、その後のパネルディスカッション(座長:当研究科内田教授)でも活発な意見交換が行われ、海技士教育・訓練のみならず教育手法、評価手法の研究への海事科学研究科舶用機関プラントシミュレータのさらなる活用に対する期待が示されました。(写真2)

講演の様子

(写真1)  講演の様子

パネルディスカッション

(写真2)  パネルディスカッション