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入学案内

大学院博士課程前期課程入学試験(修士)

平成20年度(第III期) 神戸大学大学院海事科学研究科
博士課程後期課程学生募集要項(平成20年4月・10月入学)

2007.12.04

神戸大学大学院海事科学研究科について

神戸大学大学院海事科学研究科は、大学院自然科学研究科の改組により平成19年4月に新たに設置された研究科です。海事科学研究科には、博士課程前期課程、博士課程後期課程に海事科学専攻(1専攻のみ)が置かれ、前期課程、後期課程の一貫教育が可能となっています。
なお、海事科学研究科博士課程前期課程を修了した学生は修士(海事科学)の学位を取得できます。また、海事科学研究科博士課程後期課程を修了した学生は博士(海事科学)、博士(工学)又は博士(学術)の学位を取得できます。

海事科学研究科博士課程後期課程の学生募集に関する照会先は次のとおりです。

平成20年度4月・10月入学
神戸大学大学院海事科学研究科博士課程後期課程 学生募集要項

1.専攻及び募集人員

専攻 募集人員
平成20年4月入学者 平成20年10月入学者
海事科学専攻 6人

(注)募集人員には進学者を含む。

2.出願資格

次の各号のいずれかに該当する者とします。

  1. 修士の学位又は専門職学位を有する者及び平成20年3月31日までに取得見込みの者
  2. 外国において修士の学位又は専門職学位に相当する学位を授与された者及び平成20年3月31日までに授与される見込みの者
  3. 外国の学校が行う通信教育における授業科目をわが国において履修し、修士の学位又は専門職学位に相当する学位を授与された者及び平成20年3月31日までに取得見込みの者
  4. 我が国において、外国の大学院の課程を有するものとして当該外国の学校教育制度において位置付けられた教育施設であって、文部科学大臣が別に指定するものの当該課程を修了し、修士の学位又は専門職学位に相当する学位を授与された者及び平成20年3月31日までに授与される見込みの者
  5. 文部科学大臣の指定した者(平成元年文部省告示第118号)
  6. 本研究科において、個別の出願資格審査により、修士の学位又は専門職学位を有する者と同等以上の学力があると認めた者で、入学時に24歳に達したもの

(上記5.又は6.に該当する者は、「8.出願資格の審査について」を参照してください。)

(注)「平成20年10月入学」志願者は、上記出願資格の「平成20年3月31日」を「平成20年9月30日」に読み替えてください。

3.出願手続

  1. 出願期間及び出願方法
    平成20年1月21日(月)から1月30日(水)まで(土・日曜を除く)
    受付時間(持参)は、平日9:00〜12:00、13:00〜17:00まで。
    郵送の場合は、1月30日(水)の消印有効とします。また、封筒の表に「博士課程後期課程入学願書在中」と朱書し、「簡易書留」としてください。なお、宛先を明記した返信用封筒(縦23.5cm×横12cmで350円相当の切手を貼ったもの)を必ず同封してください。
  2. 出願書類提出先 神戸大学大学院海事科学研究科学生係
    〒658-0022 神戸市東灘区深江南町5−1−1
    電話 (078) 431−6225 (直通)
  3. 出願書類
    1. 入学願書:本研究科所定の用紙(様式第1号)
    2. 履歴書:本研究科所定の用紙(様式第2号)
    3. 受験票(様式第3号)及び払込証明書貼付票(様式第4号)
    4. 写真:2枚を入学願書及び受験票の所定欄に貼付してください。
      上半身・脱帽・正面向きで、出願前3か月以内に撮影したものとします。(縦4cm×横3cmのもの)
    5. 修士課程修了証明書又は修了見込証明書
    6. 成績証明書(1):出身大学の学部長又は学長が作成した学業成績証明書
    7. 成績証明書(2):出身大学院の研究科長又は学長が作成した学業成績証明書
    8. 検定料:30、000円
      別紙の郵便局専用の払込用紙(様式第5号)にて郵便局で払い込みし、出願時に郵便振替払込受付証明書を必ず貼付票に糊付けして提出してください。(外国に居住する者は、郵便局で30、000円の国際郵便為替(ポスタルマネーオーダー)を購入し、願書類と同封して送付してください。)日本国政府から現在奨学金を支給され、入学後も国費外国人留学生である者は不要です。ただし、在籍大学(神戸大学以外の場合)の発行する「国費外国人留学生証明書」を提出してください。
    9. 修士論文等:
      1. 修士課程修了者
        1. 和文又は英文の修士論文写(論文がない場合は、これに代わるものとします)
        2. 修士論文の概要(A4判):和文2,000字程度のもの及び英文1,200語程度のもの各1部。和英両方をセットし本研究科の所定の用紙(様式第6号)を表紙として提出してください。ただし、外国人の志願者は、英文のみとします。
      2. 修士課程修了見込みの者又は出願資格申請者
        研究経過報告書(A4判):和文2,000字程度のもの及び英文1,200語程度のもの各1部。和英両方をセットし本研究科の所定の用紙(様式第6号)を表紙として提出してください。ただし、外国人の志願者は、英文のみとします。
      3. 上記以外の参考資料があれば、提出してください。
    10. 研究計画書:和文2,000字程度のもの又は英文1,200語程度のもの各1部。どのような分野でどのような内容のことを研究しようとしているのかが分かるようにA4判の用紙に記入し、本研究科の所定の用紙(様式第7号)を表紙として提出してください。
    11. 外国人登録原票記載事項証明書等:外国人の志願者は、市区町村長の発行する外国人登録原票記載事項証明書又は在留資格が記載された査証(写)を提出してください。
    12. 住所票:住所と名前を記入してください。本研究科所定の用紙(様式第8号)

〔注意事項〕

  1. 英語以外の外国語で作成された証明書等の書類については、日本政府又は外国政府の在外公館等の公的機関による翻訳証明を付した日本語訳を必ず添付してください。
  2. 志願者は、入学願書に希望する指導教員名を記入してください。指導教員は「教育研究分野、教育内容及び担当教員」から選択してください。なお、入学願書に指導教員名の記入がない場合、出願書類は受理されません。また、志願者は指導教員予定者と密接な連絡をとり、研究計画書を作成してください。
  3. 出願書類提出後は、記載事項の変更は認めません。
  4. 納付した検定料は出願書類等を提出しなかった又は出願が受理されなかった場合を除き、いかなる理由があっても返還しません。

4.選考の方法

入学者の選考は、学力検査及び提出書類を総合して行います。

学力検査は、口頭試問・質疑応答等によって、以下を中心として行います。

  1. 修士論文又は研究経過報告書の内容
    履修に必要な基礎学力を有しているかどうかを検査します。
  2. 英語の能力(外国の大学を卒業した外国人の志願者については英語及び日本語)
    履修に必要な語学力を有しているかどうかを検査します。
  3. 研究計画書の内容
    学位取得に見合う研究計画であるかを審査します。

5.口頭試問の日及び試験場

口頭試問の日 平成20年2月19日(火)
試験場 神戸大学大学院 海事科学研究科*
集合時間等 各志願者の口頭試問の場所と時間は、後日に別途通知します。

*神戸大学大学院海事科学研究科
・阪神電車にて深江駅下車、南西へ徒歩約10分
・JR利用の場合は、甲南山手駅、摂津本山駅又は芦屋駅で下車、タクシーで約10分

6.合格発表

平成20年3月6日(木)13:00

神戸大学大学院海事科学研究科講堂前の掲示板に掲示するとともに、合格者には「合格通知書」を送付します。 また、海事科学研究科のホームページ( http://www.maritime.kobe-u.ac.jp/ )でも発表します。 なお、電話による照会には応じません。

7.入学手続

  1. 入学手続期間・入学手続書類等
    「平成20年4月入学者」の入学手続期間は、平成20年3月中旬の予定です。その詳細については、合格通知、入学手続に必要な書類等と併せて郵送します。 「平成20年10月入学者」の入学手続期間は、平成20年9月下旬の予定です。その詳細については、入学手続に必要な書類等と併せて平成20年8月下旬に通知(郵送)します。
  2. 入学手続場所
    神戸大学大学院海事科学研究科事務室
  3. 納付金
    区分 金額 適用
    入学料 282、000円 入学料については、(1)の
    入学手続期間までに納付してください。
    授業料 半期 267、900円 平成20年4月入学者の前期分の授業料については、平成20年4月上旬に送付する銀行振込依頼書により、平成20年4月30日(水)までに納付してください。平成20年10月入学者の後期分の授業料については、平成20年10月上旬に送付する銀行振込依頼書により、平成20年10月31日(金)までに納付してください。
    [在学中に授業料の改定が行われた場合には、改定時から新授業料が適用されます。]
    年額 535、800円

    (注) 上記の金額は、平成19年度の例です。

    〔注意事項〕

    1. 次に該当する者は、入学を取り消されることがあります。
      1. 虚偽の申告をした場合
      2. 上記の入学手続を完了しなかった場合
      3. 平成20年3月31日までに修士の学位又は専門職学位を授与されなかった場合
        (注)「平成20年10月入学」志願者は、上記の「平成20年3月31日」を「平成20年9月30日」に読み替えてください。
    2. 既納の入学料は、いかなる理由があっても返還しません。
    3. 日本国政府から奨学金を支給されている国費外国人留学生は入学料、授業料とも不要です。

8.出願資格の審査について

「2.出願資格(5)又は(6)」に該当する者の認定審査は、次の提出書類の書類審査により行います。

  1. 提出書類
    1. 入学試験出願資格認定申請書:本研究科所定の用紙(様式第9号)
    2. 出身大学の学部長又は学長の作成した卒業証明書
    3. 履歴書:本研究科所定の用紙(様式第2号)
    4. 研究歴証明書:研究を行った教育・研究機関や会社等の所属長、又は代表者が作成したもの。なお、該当する教育・研究機関や会社等による証明ができない場合は本人からの申立書でこれに代えることができます。本研究科所定の用紙(様式第10号)
    5. 研究業績書:「修士の学位論文に相当する」論文の概要。A4判の用紙を使用して、和文2、000字程度及び英文1、200語程度で記入し、本研究科の所定の用紙(様式第11号)を表紙としてつけてください。ただし、外国人の志願者は、英文のみとします。
    6. 研究成果資料:研究業績の基礎となる論文の目録と別刷(複写可)を提出することとし、その他研究業績を示す資料があれば添付してください。なお、共同研究の場合は、担当した部分を明確にした資料を添付してください。
    7. 研究計画書:和文2、000字程度又は英文1、200語程度のもの1部。どのような分野でどのような内容のことを研究しようとしているのかが分かるようにA4判の用紙に記入し、本研究科所定の用紙(様式第7号)を表紙として提出してください。 ただし、大学の医学、歯学又は獣医学を履修する6年制の課程を修了した者は、前記の(D)(E)(F)は提出する必要はありません。
  2. 提出期間及び提出先
    平成20年1月15日(火)までに海事科学研究科学生係に提出又は郵送(必着・簡易書留便で「後期課程出願資格審査申請書在中」と朱書)してください。
    受付時間(持参)は、平日9:00〜12:00、13:00〜17:00までとします。
  3. 審査結果の通知
    審査の結果は、平成20年1月17日(木)までに本人あて通知します。

9.その他

  1. 入学料免除
    次のいずれかに該当し授業料の納付が困難な場合は、本人の申請に基づき、選考の上、授業料の全額又は半額を免除される場合があります。
    1. 入学前1年以内に学資の負担者が死亡し、又は入学者本人もしくは学資の負担者が風水害等の災害を受けた場合
    2. 入学者本人が学業優秀で、かつ、経済的理由により入学料の納付が困難な場合
  2. 入学料徴収猶予 次のいずれかに該当し納付期限までに入学料の納付が困難な場合は、本人の申請に基づき、選考の上、一定の期間、入学料の徴収を猶予することがあります。
    1. 経済的理由によって納付期限までに入学料を納付することが困難であり、かつ、学業が優秀であると認められる場合
    2. 入学前1年以内において、入学する者の学資を主として負担している者が死亡し納付期限までに入学料を納付することが困難であると認められる場合
    3. 入学前1年以内において、入学する者又は入学する者の学資を主として負担している者が風水害等の災害を受け納付期限までに入学料を納付することが困難であると認められる場合
    4. その他やむを得ない事情により納付期限までに入学料を納付することが困難であると認められる場合
  3. 授業料免除
    次のいずれかに該当し授業料の納付が困難な場合は、本人の申請に基づき、選考の上、授業料の全額又は半額を免除される場合があります。
    1. 経済的理由によって授業料を納付することが困難であり、かつ、学業が優秀であると認められる場合
    2. 上記(1)以外の者であって、次のいずれかに該当する特別な事情により授業料を納付することが著しく困難であると認められる場合
      1. 入学前1年以内(入学した日の属する期分の授業料免除に係る場合)において、本人の学資を主として負担している者が死亡した場合
      2. 入学前1年以内(入学した日の属する期分の授業料免除に係る場合)において、本人又は本人の学資を主として負担している者が風水害等の災害を受けた場合
      3. 前a.又はb.に準ずる場合であって、本学が相当と認める理由があるとき
  4. 入学初年度学生を対象とした研究科独自のリサーチ・アシスタント制度
    希望する入学者を対象として、勉学と研究を続けながらリサーチ・アシスタント(RA)に採用する制度で、入学者の初年度の経済的負担を少しでも減らすことによって、博士の学位を取得しようとする方が、積極的に研究の場に参加できるようにしようとするものです。支給限度額はおよそ入学金相当額程度です。
  5. 個人情報について
    1. 本学が保有する個人情報は、「独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律」等の法令を順守するとともに、「神戸大学の保有する個人情報の管理に関する指針」等に基づき厳密に取扱います。
    2. 入学者選抜に用いた試験成績等の個人情報は、入学者の選抜(出願処理、選抜実施)、合格発表、入学手続業務及び今後の入学者選抜方法の検討資料の作成のために利用します。
    3. 出願にあたってお知らせいただいた個人情報は、入学者についてのみ入学後の学生支援関係(健康管理、授業料免除及び奨学金申請等)、修学指導等の教育目的及び授業料等に関する業務並びにこれらに付随する業務を行うために利用します。
    4. 一部の業務を本学より委託を受けた業者(以下、「受託業者」という。)において行うことがあります。業務委託にあたっては、受託業者に対して、委託した業務を遂行するために必要となる限度で、お知らせいただいた個人情報の全部又は一部を守秘義務を課して提供します。

◎社会人学生のための教育方法の特例について

 近年、大学院における社会人技術者又は研究者の継続研修・再教育及び博士の学位取得の要望が高まっておりますが、通常の教育方法のみで大学院教育を実施した場合、社会人は博士課程後期課程に在学する3年間はその勤務を離れて修学することが必要となるため、大学院教育を受ける機会が制約されがちです。
 一方、大学院設置基準第14条では、「研究科の課程において教育上特別の必要があると認められる場合には、夜間その他特定の時間又は時期において授業又は研究指導を行う等の適当な方法により教育を行うことができる。」旨規定されており、社会人等の修学に配慮がなされています。
 海事科学研究科博士課程後期課程では、これらの背景を踏まえ、同条に定める教育方法の特例を実施しています。

その概要は次のとおりです。

  1. 授業担当教員の合意を得て、授業を、また指導教員の合意を得て、研究指導の一部を夜間及び特定の時期に受講することができます。
  2. 指導教員が、学位論文の作成が進展しており、企業等に研究に関する優れた施設や設備があり、それを用いた方が成果が上がると認める場合は、勤務する企業等においても研究することができます。
神戸大学大学院海事科学研究科の紹介

1.海事科学研究科の教育研究の理念

海事科学とは、海・船を舞台にした地球規模の人間活動に関わる輸送・情報・エネルギー・環境保全などの問題を、自然科学と社会科学を高度に連携させた科学的なアプローチによって解決することを目指す学際的な学問領域です。そのために、海事科学研究科は学部教育において培われた基礎知識及び目的意識の上に立って、高度な専門教育及び研究活動に対する指導を進めることにより、国際的、多様な視点と問題解決能力を持つ創造性豊かな開発研究者を養成します。
このため、海事科学研究科に海事科学専攻を置き、(1)海事に関するあらゆる安全管理と船舶運航システム、国際的な海事産業、多国間の連携を含む諸行政、海事関連法規などを理解する海事マネジメント科学講座、(2)効率的で安全かつ環境負荷の小さな輸送システム、物流情報、海洋環境情報をシステム・情報工学的視点から捉え、管理輸送・物流システムを総合的に理解する海洋ロジスティクス科学講座、(3)新機能物質や次世代の動力システムにおける多様なエネルギー技術、船舶をはじめとする海洋関連機械・構造物に関するエネルギー利用、環境保全、メカトロニクス技術を理解するマリンエンジニアリング講座の3つの講座を配置しています。

2.アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)

博士課程前期課程での教育・研究をさらに発展・深化させたい人、国際的な海事関連企業や多国間の連携を含む諸行政、海事教育分野などで主導牽引的な企画推進・開発研究・研究教育・組織の複合や創造など様々な分野で活躍したい人、安全性、効率・経済性、環境保全の視点から総合的に輸送・物流システムの調査・分析・評価、あるいは環境保全技術の設計・開発を行い、新たな問題の発掘と新分野を開発研究したい人、次世代の機械・動力エネルギーシステムを対象に、最先端要素技術を駆使して深化させ、安全・効率・環境の視点から教育研究をしたい人などを求めています。

3.海事科学専攻の内容

海事科学専攻では、つぎの3つの講座で教育研究を行っています。

  1. 海事マネジメント科学講座

    地球規模の海上輸送の安全性確保とシステム構築、海洋環境の保全のために国際的視野に立ち、かつ技術と社会の関係、人と技術の関係を視野に入れて、海事システムの管理と構築に関する教育研究を行う。
    なお、他研究科(法学研究科及び国際協力研究科)との連携による講義も実施している。

  2. 海洋ロジスティクス科学講座

    効率的で安全かつ環境負荷の小さな地球規模の輸送システムの構築、輸送中の貨物の安全性管理、物流情報と海洋環境情報の収集・解析などに関する教育研究を行う。

  3. マリンエンジニアリング講座

    海洋環境における諸現象の観測技術、並びに海洋機器の安全制御技術を微視的視点から考究し、海洋の活用に関する機械要素技術の開発と動力システムの運用から生じる地球環境・エネルギー問題の解決への取り組みなどに関する教育研究を行う。

4.博士課程後期課程 教育研究分野、研究内容等及び担当教員

海事マネジメント科学講座
教育研究分野 研究内容 担当教員
海事管理 地球規模の海上輸送の安全性確保を目標に、 船-人-環境-社会の連関システムを国際的視野から管理運営するために必要な教育研究を行う。 井上欣三 教授
臼井英夫 准教授
広野康平 准教授
人的要素管理 地球規模の海上輸送の安全性確保を目標に、 ヒューマンエラー防止の視点から人間要素(ヒューマンファクター)の評価、管理に関する教育研究を行う。 嶋田博行 教授
古莊雅生 教授
海事関連法規理 地球の約7割を占める海は国際性を有し、かつ主権国家による個別性も有する。 この特殊性を理解した上で「海」をフィールドとして活動する「船舶」、船舶で働く「人」、 国家あるいは国際社会による「海」の「管理」等に関する法体系を検討する。 根本到 准教授
藤本昌志 准教授
坂元茂樹 教授
五十嵐正博 教授
柴田明穂 教授
浮体管理 海上輸送の安全性確保を目標に、 船舶の航行中の流場に生じる安全阻害要因を運動学的及び流体力学的な視点から画像解析手法等を用いて評価、 管理するために必要な教育研究を行う。 西尾茂 教授
田中直樹 准教授
世良亘 准教授
航海情報科学 航海および海洋に関連した計測、航海情報の利用、情報通信システムの開発と運用、 情報システムの知能化技術について教育研究を行う。 河口信義 教授
若林伸和 准教授
平山勝敏 准教授
林祐司 教授
堀口知也 准教授
鎌原淳三 准教授
船舶機関管理 船舶の安全運航と海上環境保全を達成するために、 統合的な機関システムの運転管理に必要な技術的側面について教育研究を行う。 木村隆一 教授
中澤武※ 教授
海事危機管理 海事災害の発生は、(1)自然災害、(2)海難(衝突・乗揚げ等)による危険物流出災害、 (3)プラントやシステムダウンの産業災害がある。 船舶を主としたハードとソフトの両面から危機管理と要素評価に関する科学的な教育研究を行う。 小林英一 教授
内田誠 教授
石田憲治 教授
磯貝恭史 教授
海事環境保全 海事活動が海洋生態系に与える影響評価を行い、それを基にした海洋環境保全に関する評価、 解析手法について教育研究を行う。 永田進一 教授
岡村秀雄 教授

注)特定研究担当教員は海事科学研究科学生係に問い合わせください。※印は平成20年10月から

海洋ロジスティクス科学講座
教育研究分野 研究内容 担当教員
輸送計画科学 陸海空を網羅した国内外の物流交通体系の高度化を目指して、経済・数理的要素を考慮した総合的な輸送計画に関する教育研究を行う。 今井昭夫 教授
小谷通泰 教授
吉田茂 教授
西村悦子 准教授
松本秀暢 准教授
貨物輸送科学 国際複合一貫輸送体系における貨物管理及び貨物輸送の安全性向上を目指して、港湾、振動、衝撃、低温工学、材料化学とそれらの応用に関する教育研究を行う。 齋藤勝彦 教授
佐藤正昭 教授
阿部晃久 教授
岩本雄二 准教授
蔵岡孝治 准教授
輸送情報科学 地球規模でのロジスティクスの分野に関連する、輸送および情報通信システム等の構築・開発、そして計算機科学や数理科学について教育研究を行う。 井上健 教授
塩谷茂明 教授
高橋倫也 教授
丸尾健二 教授
前場隆史 准教授
村井康二 准教授
海洋環境科学 海洋に関わる自然環境の分析計測及び情報解析を行うとともに、海事科学分野への応用に関する教育研究を行う。 石田廣史 教授
香西克俊 教授
福士恵一 教授
三村治夫 教授
大澤輝夫 准教授
林美鶴 准教授

注)特定研究担当教員は海事科学研究科学生係に問い合わせください。

マリンエンジニアリング講座
教育研究分野 研究内容 担当教員
シミュレーション工学 先進数値解析手法、超高速度観察光学実験、高度な数学的解析法およびそれらを組み合わせたハイブリッド法を駆使して、海洋構造物等に用いられる各種材料の構造強度、動的・衝撃破壊、線形・非線形破壊等のメカニズム解明・高精度シミュレーション法の構築等に関する教育研究を行う。 西岡俊久 教授
藤本岳洋 准教授
メカトロ設計制御工学 海洋関連機器を対象として、メカトロニクスの基礎となる機械要素の機能と強度の評価、ロボット制御システム技術、およびそれらを支える先端材料の物性に関する教育研究を行う。 小豆澤照男 教授
福岡俊道 教授
山本茂広 准教授
環境応用エネルギー科学 船舶・海洋におけるエネルギー変換機器の基礎となる熱移動現象やエネルギー科学並びに船舶の動力源である低級炭化水素燃料の燃焼特性、機関性能、環境問題及び経済性との関わりについて論じ、舶用プラントの熱機関に関する教育研究を行う。 福田勝哉 教授
藤田浩嗣 教授
劉秋生 准教授
段智久 准教授
放射線エネルギー
応用科学
光量子やサブアトミック粒子、及びそれらのビームと、ナノスケールの物質・分子・原子・原子核との非線形相互作用、並びにそのエネルギー学や材料科学、環境科学、ライフサイエンスなどへの応用に関する教育研究を行う。 北村晃 教授
小田啓二 教授
山内知也 教授
古山雄一 准教授
石井克幸 准教授
谷池晃 准教授
エネルギー物性科学 超伝導・新機能性材料の物性とその応用、水素エネルギーの生成・貯蔵・輸送に関する基盤技術の開発、計算流体力学のシミュレーション手法の開発、並びに生物運動システムの解明など海洋環境・エネルギー問題の解決を目指した教育研究を行う。 武田実 教授
梅田民樹 准教授
佐俣博章 准教授
赤澤輝彦 准教授

注)特定研究担当教員は海事科学研究科学生係に問い合わせください。

連携講座
教育研究分野 研究内容 担当教員
海洋環境計測科学 海洋現象とその物理過程を計測するための観測機器と解析処理手法の開発及びそれらを用いた海洋環境の分析と、海洋現象のメカニズム解明のための教育研究を行う。 深澤理郎 教授
浅川賢一 教授
本多牧生 准教授

注)特定研究担当教員は海事科学研究科学生係に問い合わせください。

*応募に際して不明な点があれば、下記へお問い合わせください。

神戸大学大学院海事科学研究科学生係
〒658−0022 神戸市東灘区深江南町5−1−1
TEL(078)431−6225
e-mail fmsc-gakusei@office.kobe-u.ac.jp

平成19年度 入学試験実施状況
入(進)学の別 募集人員 志願者数 受験者数 合格者数 入(進)学者
入学 11 12(2) 12(2) 12(2) 12
進学 4(1) 4(1) 4(1) 4
合計 16(3) 16(3) 16(3) 16

( )は外数で、平成19年10月入学の志願者数・受験者数・合格者数を示します(平成18年度中に入試実施済)。

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