井尻  暁いじり  あきら

博士（理学）

担当科目

学部 ： 海洋底資源学、固体地球科学

研究内容

天然試料中に含まれる化学物質の安定同位体比を指標として、1）海底下生命圏と海洋環境・テクトニクスとの相互作用、2）メタンハイドレートなど非在来型炭化水素鉱床の成因、3）地殻流体と地震活動（断層運動）の関連、4）火山ガス・噴気ガスの動態について研究を行っています。これらの研究を行うにあたって、調査航海や陸上でのフィールド調査を行い、持ち帰った試料の同位体分析手法の開発を行っています。
その他、地球化学的な手法を用いて、南極海の古気候・古海洋学的研究、海底遺跡調査などのプロジェクトにも参画しています。

学生へのメッセージ

野外調査と実験室での化学分析の両方を楽しみたい欲張りな人、海や地球のなりたちについて一緒に研究しましょう。