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研究活動

受賞・新聞記事など

三島智和准教授がIEEE Prize Paper Awardを受賞しました

海事科学研究科の三島智和准教授が,米国電気電子学会(IEEE)より学術論文賞(Prize Paper Award)を受賞しました。

本賞は,半導体電力変換技術・パワーエレクトロニクスに関する学術論文誌IEEE Transactions on Power Electronics (TPEL)に2021年間に掲載された全1233編(全14,350頁,採択率約30%)のフルペーパーから約1%相当の12編(内,First Prize4編,Second Prize8編)が選出されるものです。

この度,三島准教授が大学院生(当時)および企業研究者との共著で,金属熱処理加工などの産業用高周波誘導加熱電源に関する新しい回路トポロジーと電力制御手法について原著論文を発表しました。従来の電源構成に対して,使用するパワー半導体デバイスと受動素子数を抑え,より長寿命で低コストなシステム構成ながら高効率な電気-熱エネルギー変換を実現した成果について,理論的考察,解析・設計および実験検証により詳述しています。世界各国から150名を超える編修委員(Associate Editor)からの推薦投票と,12名のTechnical committeeにより2段階の審査を経て,本論文はSecond Prizeに選出されました。今月,デトロイトで開催された国際会議IEEE Energy Conversion Congress and Expo(ECCE)の会期中に受賞式が執り行われました。

本研究は,JST 研究成果事業展開(A-STEP,採択番号VP30118067656)の支援を受け実施されました。


Paper title:”Three-Phase to Single-Phase Multi-Resonant Direct AC-AC Converter for Metal Hardening

High-Frequency Induction Heating Applications”,

in IEEE Transactions on Power Electronics, vol.36, no.1, pp.639-653, January 2021.

Authors:Ryosuke Kawashima1), Tomokazu Mishima1)*, and Chiaki Ide2)

1)Kobe University,2)Fuji Electronics Industry Co. *Corresponding author

Award title: 2022 IEEE Transactions on Power Electronics Second Prize Paper Award


【関連リンク】

神戸大学学術成果リポジトリ(KERNEL) 

IEEE Power Electronics Society Awards 


写真   賞状  

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