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大学院海事科学研究科博士課程前期課程海洋安全システム科学コース1年の中川涼さん(指導教員 蔵岡孝治教授)が学生ベストポスター賞を受賞しました


日本包装学会第28回年次大会(2019年7月11〜12日、東京)において、大学院海事科学研究科博士課程前期課程海洋安全システム科学コース1年の中川涼さん(指導教員 蔵岡孝治教授)が学生ベストポスター賞を受賞しました。中川さんの受賞発表は「グラフェンを用いた有機-無機ハイブリッドガスバリア膜の作製」でした。本発表は、電気電子材料、エネルギー材料分野などで新規材料として注目されているグラフェン、グラフェンの分散に適した官能基を有する有機高分子とシリカガラスを用いた新規な有機−無機ハイブリッドガスバリア膜に関するものであり、これまでに当該研究グループで開発した膜よりもグラフェンの分散性が向上しています。ポスターでは、作製方法を中心に、作製したガスバリア膜の酸素バリア性、水蒸気バリア性などの膜特性について報告しました。同賞は年次大会で最も優れたポスター発表を行った学生に贈られるものです。

賞状