受賞・新聞記事など
大学院博士前期課程1年の水谷大斗さんが電子情報通信学会若手エンジニア論文発表賞を受賞しました
大学院前期課程マリンエンジニアリング講座1年の水谷大斗さん(指導教員 三島智和准教授)が、社団法人 電子情報通信学会 通信ソサイエティから若手エンジニア論文発表賞を受賞しました。
対象となった研究発表は、同学会主催の電子通信エネルギー技術研究会(EE研究会、平成24年11月9日開催、於東京)における口頭発表「5エレメント複合共振形DC-DCコンバータの定常動作解析」です。この研究は、太陽光発電や燃料電池などの直流分散電源からリチウムイオン電池など電力貯蔵装置へと高効率に電力伝送するために必要な高性能直流電力変換器に関するものであり、その動作原理、理論解析とともに実験結果を詳細に述べました。この内容は、水谷さんが学部4年の特別研究(卒業研究)から修士研究まで一貫して精力的に取組んでいる成果が中心となっています。
常設技術委員会として年6回開催され、そのうち35歳以下の講演者が選考の対象者であり、今年度は対象講演数54件、内4件が特に優秀として同賞に選出されています。今回、論文内容とともに上記技術研究会での講演発表が高い評価を受け、その結果受賞に至りました。
論文題目 : |
5エレメント複合共振形DC-DCコンバータの定常動作解析 |
著 者 : |
水谷 大斗、三島 智和(神戸大学)、中岡 睦雄(慶南大学) |
Paper Title : |
Analysis on Steady State Operation of Five-Element Multi-Resonant DC-DC Converter |
Authors : |
Hiroto MIzutani, Tomokazu Mishima (Kobe University),
and Mutsuo Nakaoka (Kyungnam University) |