神戸大学 海事科学部
Faculty of Maritime Sciences, Kobe University

オープンキャンパス
2008

模 擬 ゼ ミ の 詳 細

  • 洋上ゼミ --練習船深江丸の船内で開催します。

    • 船舶運航の原則と仕組:体験航海

      附属練習船深江丸(449トン)による神戸港、大阪湾の約1時間半程度の体験航海を予定しています。実際の船の運航を見学・体験して下さい。途中、船橋(ブリッジ)では、広い海で船同士の衝突事故がなぜ起こるのかについて説明を行います。また、機関(エンジン)室では、船がなぜ動くのかについて説明を行います。
      (申込み記号:A1,定員:20名)

    • 船から計る海面水温:放射水温とバルク水温

      室内あるいは屋外で行う放射温度計による水温の観測をその原理を交えながら解説します。またその原理をもとに地球観測衛星から得られる日本周辺海域の海面水温画像を紹介します。
      (申込み記号:A2,定員:10名)

    • 港の仕事

      日本で生産消費される雑貨の貿易は、そのほとんどを船で運んでいます。このゼミでは、現在の国際貨物輸送における船と港の役割と今後の課題を解説します。
      (申込み記号:A3,定員:15名)

  • 研究室ゼミ --深江キャンパス内の各実験室で開催します。

    • アナタの人生コレで決まった! 〜操船シミュレーターでGO〜

      TVゲームをはじめ、シミュレーションの世界は大人気です。ゲームセンターに行けば、車、戦闘機、馬等々、さらに本格的な擬似体験をさせてくれます。当然、船の世界にもシミュレーターは存在します。今回、この模擬ゼミでは、皆さんが船長、航海士、操舵手となりチームを組んで、実際に操船してもらいます。この体験で"心地よい緊張感"と"楽しさ"をGETできたなら、アナタの人生はコレで決まり。さあ、操船シミュレーターでGO! GO! GO! カッコいい!
      (申込み記号:B1,定員:8名)

    • 超伝導を海に活かす

      超伝導の海事科学分野への応用として、電磁推進船、海流発電機、海洋流出油の分離回収などの研究を行っています。このゼミでは、これらの研究内容と基礎となる科学についてわかりやすく説明します。
      (申込み記号:B2,定員:10名)

    • どんな元素が含まれているのだろう

      粒子加速器を使ったデモ実験です。原子を身の回りの空気分子の1億倍くらいのエネルギーに加速すると、物質の分析ができます。分析容器にはいろんな試料が置けるので、皆さんが提供してくれる試料にどんな元素が含まれているのか調べてみましょう。
      (申込み記号:B3,定員:15名)

    • ヒューマンインタフェースと人間情報処理

      人間はコンピュータと同じように情報処理をしているのか、実験的に調べるにはどうすればいいのか、実際の実験とデータの解析の方法について体験してもらいます。
      (申込み記号:B4,定員:8名)
      注: 「ヒューマンインタフェースと人間情報処理」は都合によりキャンセルとなりました。

    • クリーンなディーゼルエンジン

      ディーゼルエンジンから排出される成分は環境に悪影響を与えるため、クリーンに運転することが求められています。このゼミでは、エンジンについての解説とディーゼルエンジンをきれいに運転する装置(電子制御式燃料噴射装置)によるデモ実験を行います。
      (申込み記号:B5,定員:10名)



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